この冬、シーズンの初めに電子膨張弁（LEV）の動作不良による暖房不良がありました。
取り急ぎ、応急処置にて使える状態にしてありましたが、夏の猛暑に向けて予防で基板の交換を実施しました。
部品番号 M21HW7451 インバータ基板 6,000円税別
交換はいたって簡単。
室外機の天板と、右側面の配管カバーを取り外し、基板ユニットを固定しているネジ2本と、つながっているコネクタ類を取り外せば良いです。自信のない場合は写真を撮っておくと良いでしょう。
私はいつもボールペンで電線に印をつけて行います。
アルミのヒートシンク等は再利用です。基板に添付のシリコングリスを塗布したのち、元通り組立て、コネクタ類の接続をします。
古いシリコングリスは取り除き、新しいシリコングリスをうすーく均等に塗ります。不要なポイントカード等を利用すればうまく塗布できます。
コネクタ類の誤配線が無いか、挿し忘れがないかをしっかり確認したあと元通りに天板、配管カバーを取り付け完成です。
コンセントにさしこみ、運転すると3分後には室外機が運転し、無事に温風が出るようになりました。
こころなしか、応答速度がはやくなったようで、リモコンにて温度設定をするとスムーズに温風が出たり絞り気味運転になるように感じます。
メーカーサービスを呼ぶと25,000円程かかる修理ですが、こうして部品代金のみで完結出来、大変満足です。
ちなみに、基板交換後も不調な場合があるので右側面のカバーを外したところに見えているヒューズホルダーとヒューズも交換しておくと良いです。腐食が原因でシリアル異常が出る事があります。
