家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

SONY KDL-40V2500 しばらくお待ちください 地デジ視聴できず

有名なソニータイマー!?のせいなのか、我が家のテレビも「しばらくお待ちください」のままデジタル放送が視聴出来なくなりました。

この症状の時には時刻表示が--:--となる場合があります。
 
以前、家電修理をしていたこともあり、分解はお手の物(笑
早速修理にかかろうと思います。
 

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裏ぶたを開け、更に内部の金属蓋も外し、該当基板付近へたどり着きます。
 
チューナー基板の上にある基板の通信不良の場合やハンダ劣化の場合がありますが、とりあえず簡単な処置であるフラットケーブルの洗浄を行いました。
サンハヤトのリレークリーナーを用いて、フラットケーブル4か所を洗浄します。念のため、B-CAS基板や画像処理基板のコネクタも洗浄しておきました。
フラットケーブルを外す時はコネクタの黒っぽい部分を起こすとケーブルが外れます。決して力技で抜かないように!!
 

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フラットケーブルを装着しなおし、仮状態でチャンネル設定にすすみます。
ここでチャンネル設定にすすむ事が出来れば、既に視聴可能になります。
 
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番組表も無事に表示され、デジタル放送を受信しています。
 
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この通り、地デジが視聴出来ました。
 
今回は、フラットケーブルの接触のみで復活してくれてラッキーでした。
この頃のソニーのテレビは基板が沢山あるので、基板間の通信不良など起こりやすいのです。
 
修理にとりかかる場合は、先ずはコネクタ類の抜き差しやコネクタ・フラットケーブルの接点洗浄で復活することもよくあります。
 
ご参考まで。
 

※フラットケーブルを差し込む際に、端子面の箔がめくれたり折れたりしないように充分に注意してください。
折れたりめくれたりして、修正がきかない場合は、定規とカッターナイフで先端1.5mmほどカットすることで再度使用できます。
製造時に差し込み状態が悪いものもありますので、外した際には箔面を確認するようにしましょう。