中古マンションに住んでいるのですが、竣工時から設置されている三菱電機のダクトファンのモーターからの異音が大きく気になっておりました。
一旦は、ベアリングの交換をしてみたのですが、「シャーー」という音はマシになったものの、風の音がゴーゴー鳴っていていまいち満足感が得られませんでした。
ということで、この度現行品のパナソニックのFY-18DPGC1に交換することにしました。
強・弱が付いていて、3室(風呂・トイレ・洗面)換気ということで同じ機能になります。消費電力も若干は少なくなります。
また、形状もコンパクトになる為、吊り位置の修正も必要になります。
FY-18DPGC1パナソニック Panasonic 中間ダクトファン風圧式シャッター 1〜3室用 浴室・トイレ・洗面所用 強-弱速調付 価格:11,745円 |
吊位置の微調整には、ネグロス電工の短尺ダクター D1S15 が重宝します。
ネグロス電工 天井・壁面用短尺ダクター 《ワールドダクター®》 長さ150mm 溶融亜鉛めっき鋼板 D1S15 価格:184円 |
三菱のダクトファンを取外す時には、ダクトファン本体に接続されている配線を控えておきましょう。端子台に強・弱の表示があるので控えて配線に記しておくと良いです。
吊位置の修正が出来たら、パナソニックのファンを吊ります。
吊り込み後、ダクト接続部にはアルミテープを巻いて漏れが無いようにしておきます。
パナソニックは樹脂製の本体で軽いですね。
ドレン配管も接続し、接続部にはテープ巻をしておきます。
配線は、ワゴを用いて、先ほど記しておいた強・弱と共通線・アースの4本を接続します。(スイッチボックスに収めておくことをメーカーは推奨しています)
結線後、試運転。
「サーーー」という音で比較的静か。浴室・洗面・トイレの吸込み口に手をかざすと、しっかりと排気していました。
吊り込んだダクト周辺も確認し、風漏れが無いか、異音がしていないか確認して、異常が無ければ完成です。
強にした時の騒音が、三菱の弱以下の騒音でかなり静かになったと思います。これは、鋼板製の本体が樹脂製の本体になったことで静かになったのでしょうか。
古い換気扇をお使いの方、音に悩まされている方は是非交換をされてみてください。(第二種電気工事士免許は必要です)
ベアリング交換で応急処置は出来ると言えますが、音の大きさ(風の音・動作音)は新しい機械のほうが遥かに静かだと言えます。
以前、ナショナルの古い天井扇を新しいタイプに交換した時も音の静かさに感動しました。
これで、24時間換気として使えそうです。マンションは気密性が高いので24時間換気はしておくべきですね。(もちろん新鮮空気の取入れ口も整備しましょう)