家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

松下電工 非常警報付きドアホン 取替 アイホン QMK-RMT

我が家のドアホン(インターホン)はマンション竣工時のままのモデルで、松下電工の非常警報付きのタイプです。

 

通常のドアホンとして使いますが、有事の際に非常ボタンを押す事で戸外に警報音を鳴らして知らせる事が出来る物です。

 

勿論、一度も非常警報ボタンは押した事はありませんので、どのような音がするのかは分かりません(笑)

 

昭和62年の製品ということもあって、音切れ、ノイズ、鳴動しない等の時々症状が発生しだしたため、後継機種を探して交換する事にしました。

 

松下電工では後継機種となるものが発見出来ず、またマンションタイプのドアホンは「解錠」ボタンが付いているんですよね。

生憎、我が家はオートロックのないマンションなのでそういったボタンは不要・・ということでそういった機種は候補からのぞいて行きました。

 

また、ドアホン子機(玄関先に付けるやつ)が既存の物は大きく、また露出型ということもあって、一般的なドアホンだとサイズも小さくて交換すると跡が目立つんですよね。

 

そう言った事を考えていくと、たどり着いたのはアイホンのQMK-RMTという住戸完結型のモニター付きセキュリティ親機でした。

対するカメラ付きドアホンはVJ-KDP。これに取り付け用の玄関子機用パネルVJW-1P-Sを用いて玄関先に取り付けます。

 

松下電工の非常警報付きドアホンは、親機から玄関子機までが4芯で配線されています。今回のアイホンのセキュリティ親機は3芯で配線する為、既設の配線が利用出来ました。

台所には新コスモス電機のガス・CO警報器が天井に取り付けてあり、移報がこのセキュリティ親機で受けれますが、以前から接続されていないので、今回も接続しない事にしました。

 

今回はフル装備・・とは言いませんがハンドセット(受話器)VMW-HSTも取り付けてみました。

 

<セキュリティ親機の取付方法>

  1. 上パネルと左下カバー、終了ボタンを開けてネジ4本を緩め、本体と、シャーシーを分離します。施工ヒモが引っ掛けてあるのでそーっと取り外します。その際コネクタも抜きます。
  2. シャーシーを壁面に固定し、AC100VのVAと、通信線3本を指定箇所に接続します。付属の抵抗器4.7KΩを火災警報器取付端子に接続します。接続しないと、断線ということで警報音が鳴ります。
  3. カメラ付きドアホン子機取付パネルを壁面に取り付け、カメラ付きドアホン子機を結線し、玄関子機用パネルに固定します。付属の化粧枠を取り付けてカメラ付きドアホン子機の取付は終了です。
  4. 本体を裏返し、ハンドセットを付属のネジで取り付けます。その際コネクタの接続を忘れずに。シャーシーに二か所切り欠きが有るのでニッパで切れ込みを入れて取外しておきます。
  5. 本体のコネクタをシャーシーに差込み、施工ヒモを掛けてネジ4本で本体を固定して完了です。

 

取り付け自体はそう難易度も高くありませんが、こちらの商品はGP型受信機に分類される消防設備機器に該当するので、消防設備士甲種4類の免許が必要になります。また正しくは所轄消防署に設置届を出さなければなりません。

そして、半年ごとに消防設備の点検を防災屋さんやメンテナンス会社、有資格者にて行い、報告書を提出しなくてはいけないのです。

 

が、今回我が家の非常警報付きドアホンは移報を取っておらず、ガス漏れ警報器や外部ベル等も一切繋がっていない為、今回も同様に移報や連動を取らずにあくまでドアホンとして使用するテイで取り付けました。

 

消防法レベルで取り付けると配線の種類や分岐ブレーカー(電源線・非常用電源)の取る位置等細かい決まり事があり既設配線では対応出来ない、分電盤の交換が必要といった大掛かりな工事になるので、マンションの大改修等で交換する話が出た際に防災屋さんに施工してもらったら良いと思います。

 

使用感ですが、

先ず、カメラ付きドアホン子機を押して呼び出した時の音が重厚でした(笑)アイホンって昔からピンポーン・ピンポーンの2回打ちなのですが、その音色が更に上品な音色になっていました。

 

カメラはそこそこの広角のようで、広く、精細に映ります。拡大したい部分を液晶パネルにタッチすればズームも出来ます。

 

帰宅後、誰が訪ねて来たか(カメラ付きドアホンで呼び出したか)履歴が確認出来るのもまた便利ですね。

 

今回は玄関子機優先で選択したのでこのQMK-RMTになりましたが、恐らく一般住宅用のドアホンも可也良い物と思われます。

コロナ禍によりテレワーク推奨されていて在宅する事が多くなり飛び込み営業と分からずに都度応対しておりましたがこれからはカメラでチェックできるので一つ在宅ストレスが減りそうです。