ビクターのジュークボックス JB-3030B sing mateの後期型を所有しています。
時々、選曲したレコードをつかむも直ぐに戻してしまい再生しない事があります。
電源を投入して待機状態で様子を見ると、リジェクト時に動作するソレノイドが時々カチカチと動作していることが分かりました。
このソレノイドは、本体リジェクトボタンを押した時と、レコードの再生が終わりアームが特定の位置に来た時にリードスイッチが働き動作させるようになっているようです。
今回、リジェクトスイッチを手で操作していないにも関わらず、待機中にカチカチとソレノイドが不規則に動作するということで、これはリードスイッチの不良ではないかと考えた。
マルツオンラインショップにて、リードスイッチを取り寄せてた。
価格:242円 |
部品のサイズが異なりずいぶんと小さくなっていますね。
DC24V対応のリードスイッチ(a接点)です。
モータープーリーにかかっているベルト2本を取り外します。
黄色で記した部分のネジ(反対側にもう1か所あり合計4か所)を取り去る。(背面のネジ2か所は緩めるだけでよい)
これでモーター部分が外れます。細い線が沢山ついているので断線させないように注意して行います。
本体にセットした状態で交換したので、紐で宙吊りにして作業してみました。
リードスイッチは小さな基板に半田付けされています。半田吸い取り線を使ってはんだを吸い取り、ラジオペンチ等でリードスイッチをつまんで取り外します。
その後、リードスイッチの長さを古いものと合わせてリード線部分を2mmずつ程度カットします。
基板にリード線を半田付けします。
価格:951円 |
元通り組み立て、完了です。
組み立て後、動作確認してみましたが、不規則なリレーの動作は無くなり、動作良好になりました!
不安定なリードアウトを頻発する場合はリードスイッチの交換をされてみてはいかがでしょうか。