家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

ビクター ジュークボックス JB-3030B

ビクター ジュークボックス JB-3030B SING MATE 前期モデル。

グリス固着によりメカが不動だったので軽くメンテナンスを施し、一通り動作するようになった。
 音はものすごくズンシャリで気にいっています。
80'sの洋楽や邦楽を鳴らすと凄くマッチしている気がしますね(笑)

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経年による劣化、輸送による傷などがありますが、40年前のものが動くというのは感動しますね。



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メカは旧モデル(JB-3100 JB-3200 JB-3200など)とは異なる。
交換針もこれより前の機種とは異なる。
 
左横の黒い箱はマイコンが入っている。
100円で何曲選曲させるかのレート設定や自動演奏、演奏中止等のスイッチ等がある。
 
JB-3030Bは1979年頃から82年頃まで製造されたいたのかな?
パワーアンプ基板に変更が見られるので後期バージョンでは改善(対策)されたのかな。
見たところ、パワーアンプ基板の整流回路に、後期バージョンでは整流ダイオードが追加されている。
 
外観では、前期は側面は黒無地のダイノックシートを張り付けたような合板。
後期では、黒い皮模様のようなダイノックシートを張り付けたような合板です。
 
 
大きなベルトはゴムプーリーベルトが使えます。

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小さいほうのベルトは、バンコラン丸ベルトが使えます。サイズは何通りかを買って試す必要があります。
バンコラン丸ベルト 3-275 がこの機種にはちょうど良さそうです。

バンドー化学 バンコラン丸ベルト φ3 3-275

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大きなほうのベルトがきつすぎるとレコードの反転機構が働きませんので、このくらいのベルトがベストです。
小さなほうのベルトがゆるすぎると、滑ってしまいメカが正常に駆動しませんのでご注意ください。
 

 

ビクターのジュークボックスで比較的多い故障は、やはりメカの故障で、グリスの固着による動作不良です。

長らく動かさずに置いてあったものは、必ずメカが動作不良を起こしてしまいますので、メカのオーバーホールを行って古いグリスの除去と新しいグリスの塗布、注油作業が必要になります。

一旦、調子よく動くようになればその後は定期的に動かしておけば問題ありません。

 

レコード針は、2,000時間再生毎に交換しましょう。古くなったはりは盤を痛めることになってしまいます。