家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

ビクター ジュークボックス JB-3030B ハムノイズがひどい!

何年かぶりに、アンプにハイブリッドICの使われているジュークボックスをレストアしているのですが、どうもハムノイズ?がひどい気がします。

もっと古い、ディスクリートアンプになっている物はそんな問題は無いのですが、今回の原因は何でしょうか。

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古いタイプは、アンプユニットの中に100V降圧トランス、整流回路、プリ段、パワー段が納められていて、1つの箱でアンプとして完結しています。トランスドライブタイプの珍しいアンプで音が柔らかくジャズはすごく耳なじみがいいです。音量調整用のボリウムはアンプユニットからワイヤーで延長しボリウムだけが操作しやすい位置に配置されいる。(JB-1810の記事でご覧いただけます)


ハイブリッドICの使われているタイプは、プリ段、パワー段、電源、それぞれが別の基板になっていて、線を引っ張り回して各基板に繋がっている物があります。この線がノイズを拾っているのでしょうか。

今回の物は、100Vの電源自体の入り切りするスイッチとプリ段が小さな箱の中にあります。
ジュークボックスのメンテナンス性能を高めるためにこのような配置にしたのであろうと思われるが、そのせいでハムを拾っているのかな?と。

少々のハムくらい拾っても仕方ない という感じで設計されたのでしょうか?
そうなれば旧式よりも設計が悪くなっているように感じてしまう。
ハム除去に詳しい方おられましたら、何かお知恵をください。
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↑手前がプリ 奥が100VラインとRCAピン入力の基板。
各ワイヤーがそのままコネクタに挿入されているので、ツイストしてみたけれど変化は無かった。外部ノイズの影響ではないのかもしれない。
半田も全て盛りなおし済み。ICは下駄を装着し、手持ちの新品同型を装着。
メカ駆動が割とスムーズに修理出来た半面、音声関係の修復に時間と費用を要しそうな予感・・・。
 
Tr 2SC458 → 2SC1815L