20年ほど前からビクターのジュークボックスを何台かいじってきました。
一番最初は、JB-7100という大型のものでした。
北海道から届いたもので、まず第一に周波数の違いによる回転数の問題が発生。
もともと家電業界にいた経験から、さっそくビクターサービスに問い合わせ、奇跡的にモータープーリーの在庫があり、数百円で購入。
プーリーの交換を行い正常に再生が出来るようにしたものです。
この機種を徹底的にいじったことにより今でもいじれる基礎となったように思います。
A面を選曲していてもB面ばかり再生される(A面用のソレノイドの動作不良及び回転切替のピアノ線の外れ)
片方のスピーカーから音が出ない(アンプ基板のコンデンサー不良)
レコードをつかずメカが止まる(メカのグリス固着)
こんな症状が多くありました。
JB-3100 3200 3200B 1200 なども中身はほぼ同じなので点検箇所は同じです。
JB-8000や1800系も触りましたが、こちらは完全にアナログなロジック回路で構成されており、これこそ適宜注油等しておけば故障など起きないほどに頑丈にかつ単純に出来ています。
物理的な動作機構が多いので、注油等の手間は多いですが、いかにも機械が動いている感じがして見ていて楽しい(?)ですよ(笑)
各部注油し、コンデンサーやリレーを新しくすることで、、カッチャン カチャンと動作する音が軽快になるようになりました。
もし、ご不要なビクターのジュークボックスがあれば ください笑
なお、たまにお問い合わせいただきますが、当方では有償無償問わずメンテナンスは受け付けておりませんので悪しからずご了承願います。(仮にしたとしても保障問題に対応が出来ませんので)