どうも冷房運転時の冷えがいまいち。
吸込み温度と、吹き出し温度の差が13度くらいしかないのです。10度以上の差があるので、室外機周辺の温度や室内温度からみれば許容範囲ではあります。
5.0Kwのエアコンを6畳DKに設置しているのに、なかなか設定温度まで下がらないのです。
西陽が射すのも要因だと思いますが、室内機の冷媒の流れる音も心もとない感じ。
重い腰をあげてガスチャージを行いました。
ゲージを接続し、運転圧力をみると0.4Mpaくらい。
少ないですね。
気温は25度を超えているので、0.8Mpaくらいは欲しいところ。
早速ボンベをつないでチャージを行う。
チャージをしていくと室外機のコンプレッサーの音も変化してきます。
そして室外機からの熱風もどんどん熱くなる。
また、チャージしながらインバーター基板にあるLEDの状態も確認し、もし点滅している場合はエラーが出ているので、点滅が点灯に変わるまで少しずつ足していきます。(3回点滅は保護運転中)
とりあえず、0.85Mpaまでチャージを行い終了。
室内機の吹き出し温度を測定すると、温度差が20度になり満足いく結果になった。(約8度の冷風が出ています)
R410Aは足せない という意見がほとんどですが、実際のところ足しても問題無いです。
現場では、普通に足しているのを何度も目撃しています。
ただ、漏れ箇所がわからないまま足すことは絶対にしてはならない。
フロン排出抑制法に抵触するのだ。
今回は、漏れて少なくなったのではなく、回収しすぎて少なくなっているという原因がわかっているので足してみました。
足したあとの感想としては、
設定温度に達成したあとの保冷の精度が良くなり、例えば26℃に設定すると室内の温度計も、エアコン室内機のデジタル表示も26℃を保てるようになりました。
以前は、1℃開きがありましたが、こうしてガスチャージをすることで絞り運転でもきっちり冷風が出るようになった為と考えられます。