ナショナルの照明器具の分解してみた。
型番はHA3946E 1995年頃の器具だ。
90年代はインバーターが主力商品で、「取り替えるならインバーター ナショナルのインバーター」というCMを良く見かけた気がする。
その後、次第に鉄心安定器+電子点灯（クイック点灯） という方式にコストダウンがはかられた。
最近、ブーンといううなり音がひどくなってきたので思い切って分解してみました。
早速基板のチェック。
基板は HKE30109
以前、デスクスタンドを、修理したときの基板と良く似ています。
天面にもめくれが見られる。
足側からもスリーブの捲れ上がりが見られる。
早速、手持ちの容量の近い物と交換。
全ての半田を盛り直し。
その後組み直し点灯させてみたところ、音に変化はなかった・・・(笑)
コモンモードチョークコイルの振動音ということで、マグネットの振動を抑えるためアロンアルファを隙間に塗布するも変化はありません。
いつか部品取りの照明器具があった場合に、コイルの移植をしようと思う。笑
