選曲をしてもA1(一番端)の曲が再生されたり、されなかったり。
プレイヤーが左端のリミットスイッチに接触したとたん、選曲されていても再生されずにプレイヤーの電源が断になってしまいます。
もともと、本来の動作がわからないので、憶測で修理を試みました。
とりあえず、コントロールボックスの古い電解コンデンサーを交換してみました。
空中配線で、チューブラ型電解コンデンサーが使われています。
劣化により、ほとんどが液漏れを起こしており足も黒化していました。
KMGの105℃品に交換してみました。
結果、症状は変わりません。
ただ、リレーの動作音を聴くと動作が機敏になりましたね。
日本ケミコン アルミ電解コンデンサー 16V 10μF(105℃・高さ 7mm・10個1セット) 【EKMA160ELL100MD07D】 価格:475円 |
↑正面からみて右側のリミットスイッチ。
その後、裏側からもじっくり観察してみると、プレイヤーの背中についている金具がリミットスイッチに触れると停止する事が判明した。
この金具、ネジ穴が長穴になっていて調節出来るようになっている。
A1を再生する位置にプレイヤーが留まった際に、リミットスイッチを押さないように位置をずらしてみました。
結果、A1が再生出来ました。
その後リミットスイッチに当たるとプレイヤーの電源が断になる。
本来の動作?が確認出来、ホッとしました。
マニュアルが無い物を試行錯誤しながら修理するのは、とても達成感がある。
マニュアルが無い物を試行錯誤しながら修理するのは、とても達成感がある。
もし、端部のレコードがうまく再生されない場合は、この金具の位置調整を試してみたらいいのかもしれませんね。