DENONのDP-50Fを使っておりますが、いかんせん古い物であるため動作が不安定になることが多いです。
この記事へたどり着いた方の中にもそういった経験をされている方も多くおられることと思います。
○高速回転
○高速逆回転
○アームが動かない
○再生中にアームが上がってしまう
○リピートしない
兎に角色々な症状というか持病を抱えた機種ですね。
勿論、発売・販売当初はそういったことは無かったと思われますが、古くなってくるとどうしても故障というのは発生するものですね。
この記事を読んでおられる方は既に、
○日立 2SC458(D) の交換
○シャープ PC613 PC614 フォトカプラの交換
○全電解コンデンサーの交換
○サーボ基板の2SC2023の交換
○2SA889の交換
○半固定抵抗の交換
といったことはされたと思います。
それでもなお、アームの動作が不調な方、是非お試しいただきたいのが、偏光板の清掃やメンテナンスをされてみてください。
○リピートしない
○アームがプルプルする・ブンブン振れる
○再生位置でリフターが下がらない
といった症状が出ている場合は効果があると思います。
先日、アーム動作が不調になり、各部の部品交換をするも相変わらず不調で、もしかして!
とひらめき偏光板がついている板を取外し、ネットで購入した偏光板をカットして貼り付けてみたところ、一発で動作不良が解決したのです。
偏光板125 厚さ約0.2mm【ネコポス対応・夏休み・工作】 価格:484円 |
偏光板は3か所に使われています。
扇型にカットされたものと、CDSの下の発光部に小さなものが2枚使われています。
偏光角があるので、45度ずつずらして切り出して使います。
偏光板を交換したら各半固定抵抗の調整を行い、アームが所定の動作をするようにしておきます。多少の馴染みが必要なようですので、エイジングさせてやると動作が安定します。
カッターナイフとハサミを使ってそれなりのカタチにカットします。
これにより、アーム動作が大変機敏俊敏になり、アームレストに衝突するといった暴走的なことも無くなりました。
長年、悩まされていた動作不良が、偏向板で解決するとは思ってもみませんでした(汗