家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

温水暖房 ファンコンベクター ブログ

中古マンションに越したのですが、そこには謎の設備がありました。

大阪ガスロゴマークが付いた、何かを差し込むような、はじめて見るものでした。

 

49-688 大阪ガスの品番から調べると 「信号用コンセント付 温水コンセント」 というものでした。

 

今、主流の温水コンセントとは全く異なる形状なので互換性はありません。ただ、製造元は今も昔も同じ企業のようです。

 

信号用コンセント というのは、ファンコンベクターからのオン・オフを熱源機(給湯暖房熱源機)に送る為のもので、これは今主流の物とも共通の仕様で、赤・白の線を接続することで、

ファンコンベクターをオンにすると、(サーモオンの状態であること)給湯暖房熱源機のバーナーに着火し循環ポンプで温水が循環するようです。

 

これを、E-CON(イーコン) と呼ぶらしい。

今でも各社採用しているため、温水配管の往来の向きが異なるくらいで、実際はどのメーカーとも使えるようです。

(往来が逆の場合は、熱源機のヘッダーの所で入れ替えてやれば良いし、ファンコンベクターのホース接続口の所で往来を合わせても良いと思う)

 

このE-CONというのは古くからあるようで、ガス会社向けのファンコンベクターでもカバーを開けて見ると赤・白の線が用意されている。ガス会社専用のE-CON仕様もあるので、先ずはカバーを開けて内部の結線を確認したほうが良いでしょう。大阪ガスの場合熱源制御というケースがあり、その場合は赤白黒の三本とも使われている場合があるので注意が必要です。

 

古い物は、三洋やナショナルのファンコンベクターOEMでガス会社が採用しているケースが多いのですが、今回ナショナル製のファンコンベクターの右側カバーを開けて赤白線を取り出し、信号用コンセントに繋いで、ファンコンベクターのツマミを回すと、給湯暖房熱源機が動作し温風が吹き出しました。

 

以上の事から、古い温水コンセントでも、最新のファンコンベクターが使えることになる。古い往来の温水ホース、温水コンセントを最新のファンコンベクターに取り付け、且つE-CONの赤白も接続すれば良いのです。

 

我が家では、結局リビングにも温水配管を追加し、リビングのみ、新しいタイプの温水コンセントを取り付け、最新のファンコンベクターにて暖房することにした。

 

ノーリツと、大阪ガスの仕様とが同じ温水の流れる方向だったので、配管も温水コンセントも流れを統一し、ノーリツの温水ルームヒーターを購入した。

 

ノーリツ 温水暖房放熱器 温水ルームヒーター RH-5604RNA-WH-BL RH-5604RNA-PG-BL NORITZ

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感想(1件)

今回購入したノーリツ温水暖房放熱器 温水ルームヒーターです。リモコンの感度が良く、広いリビングでも快適に操作が出来ます。

一点、こうだったらいいなと思った事は、オフタイマーが時刻指定(例・23時30分にオフ)なので、時刻指定では無くて時間指定(○時間後オフ)だったらもっと使いやすいと思いました。

 

ホースが必要になるので忘れずに購入しましょう。

 

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ホースバンドが2個同梱されているので、先にホースにホースバンドを装着しておき、ホースの往と戻を間違えないようにしてホースを接続し、ホースバンドにて固定します。