自宅マンションの給湯器、今時珍しく?暖房給湯器なのです。
珍しいというのは、床暖房設備がある訳ではないのに、暖房給湯器という点です。
なぜ、こんな設備なんだろうと考えると、各部屋に往来配管がしてあり、ファンコンベクターを設置して暖房が出来るようになっていたようです。
また、当時のエアコンは暖房能力が低かった為に、温水を用いて暖房するエアコンが設置されていたようです。引越し時には既に撤去されていたので現物は見る事が無かったのですが、当時としては最新の設備だったんだろうと思う。
また、ふろ場にも往来配管があり、この配管を給湯器からの80度の不凍液が流れ、バスヒーター経由で追い焚きが出来るシステムのようです。
ちなみに、給湯器から循環する不凍液の配管は「高温」側に接続されていました。床暖房は「低温」側に接続するそうです。
取り外したバスヒーターがこちら。浴槽に、わっかで挟み込むように固定されていました。かなり重たい物です。
バスヒーターを取外し、パッキンも取り外す。パッキンが劣化していて手指も浴槽も黒く汚れてしまいました。
下部の穴に循環アダプタHXを取り付けます。
上の穴は閉塞蓋を使って閉塞します。
壁面の接続口に、エルボを取り付けます。
エルボから、循環アダプタへ往来配管を接続すれば浴室内での作業は終わりです。
エルボを用いたので配管もスッキリですね。
接続後、早速試運転でお湯はりをしてみました。これがまた非常に早く7分程度で沸きあがりました。
翌日、追い炊きを使ってみましたが、こちらも速く、5~7分程度でした。
さすが、20号の給湯器、ストレス無く使えていいですね。あとは浴室内に浴室リモコンを設置したいところですが、タイルへの穴あけに躊躇しています。
どなたか穴あけについて教えていただけませんでしょうか。。
<追 記>
タイル用のダイアモンドキリを用いることで、うまく穴あけが出来ました!
<再 追 記>
用いた循環アダプターは、HXというものなのですが、HXは小型薄型化しており、どうやらHX専用のブレードホースにて接続しないといけないようです??
フレキとエルボを用いて配管したところ、給湯器からギューンというような音が出て、給湯器の循環ポンプの不良かと疑ったが、ブレードホースに交換することで見事に異音は収まりました。
<再再追記>
訳あって業者さんが取り付けている現場を見る事が出来ました。業者さんも普通にフレキパイプにて接続されていたので、どうやらブレードホースでなくとも構わないようです。