YAMAHAのA-2000 往年の銘機と言われておりますA級プリメインアンプ。
ご存じの通り、発熱量はハンパないです。夏場、エアコンを効かせた部屋でさへも天板は熱くなります。
古く、既にメーカーも修理を受け付けてくれません。修理用の部品が枯渇したそうですし、且つ年数もかなり経過しているためです。ネットで検索すれば今でも修理をしてくれる業者さんがおられるようなので、いざとなれば修理に出せばいいのでしょうけど、ひとまずは長く使いたいため、今回は放熱対策をすることにしました。
オリエントのファンです。
T-MU1225S-41-GP オリエンタルモーター ファン セット 119mm角25mm厚 AC200V フィンガーガード、取付用ねじ、電源接続用プラグコード1m付き 価格:4,320円 |
↑こちらはコードやファンガードも付いています。
私はファンと接続コード、ベターコードキャップの3点を別々に買い揃え、加工して結線しました。ファンガードも必要なかった(風切り音が発生する懸念があった)
PCA2B オリエンタルモーター ファン 電源接続用プラグコード 1m 価格:564円 |
価格:84円 |
ファン本体はアルミダイカストなので直接置くと傷が付きます。角に段ボールを三角形に切ったものをビニールテープで張り付け簡易な足を付けました。立派なゴム足でも良いんですが、出来るだけ天板とファンの隙間を減らしておきたいのでこの方法でやってみました。
最初は1セットで試してみました。
少々、役不足感があり、もう1セット追加することに。
2セットを天板の上に置き、(主にパワーアンプのヒートシンク部分の上にくるように)本体の電源連動コンセントに接続します。
これにより電源を投入するとファンが回転をはじめます。このファンはAC200V用ですが、100Vでも回転はします。ただ、回転スピードは遅くなります。(これが狙いです)
そのため、大変静かなのです。風量が多いと風切り音も発生します。この選択は間違いじゃなかったと感動しました。ソヨソヨと回転し、天板はほんのり暖かくなる程度。
これで、内部のストレスが減って少しでも長持ちしてくれたらいいのですが・・・。
A-2000は密度のある太い音が出てとても気に入っています。LPもCDもとても聴きごたえのある良い音です。大事にしたいと思います。