家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

DENON DP-50F 高速回転 

オクで高速回転するというDP-50Fをポチってみた。そこそこなお値段だったのでなんとか直さないと。。

 

 早速届いた物を開腹してみると、既に手が入っていた。

 PC613も2つとも交換されており、手持ちのロットと同じなので最近若松通商にて購入して交換したのだろうか?2SC458も旧型パッケージではあるが交換されていた。33/45回転の調整用トリマーも102、103と交換されていた。C2023も交換済みでしっかりとシリコングリスが塗布されている。

 

 ひとまず、電源を入れてみる。スイッチを入れた瞬間から高速回転を始める。。。

 正直、手を加えられた物と分かっていればポチらなかったけど後の祭り。仕方なく、以前修理し、その後アーム動作の不調に陥っている別のDP-50Fからサーボ基板を取り外し、そっくり交換してみた。

 そしたら意外にも高速回転はしなくなった。ということは、基板上で自分自身が手を入れていない箇所の故障? それとも2SAトランジスタの互換品の選別ミス? まぁ後日ゆっくり見比べてみようと思う。

 

 高速回転が止まったので、フルオート動作はどうなのか試してみるも、、スタートボタンを押してアームが上がる所までしか動作しない。手動でレコードに針を置くも回転をしてくれない。

 となると、リードスイッチが怪しい。たまたま手持ちのリードスイッチがあったため交換するとすんなり回転するようになった。アームを動かした時に「ピンッ!」とリードスイッチの動く音が聞こえない物は交換してみたら良いかと。

 

 フルオートスタートはまだ原因がわかっていないが、手動でレコードに針を落とせば使える事がわかりとりあえず修理のショートカットが出来て一安心。回転数も調整する必要もなし。

 

 しかしまぁ、この機種特有のアームが下りた状態で閉じるスイッチからのノイズはひどい。交換しにくい場所にあるのでリレークリーナーをぶっかけてとりあえずはしのぐことに。

 

少しいじくっていたら、アーム速度の調整VR調整をしていくうちにアームが動くようになった。あとは位置合わせと、念のため偏光板の清掃もしておこうと思う。