家電マニアの備忘録hatenablog

自称家電マニアである私の備忘録です。

松下電工 ユニットバス スノコ交換 Panasonic

松下電工製のユニットバスが設置されている分譲マンションに越してきました。

前所有者さんが、スノコの角を破損させてしまったようです。

 

純正のスノコで奥行が140mm、立ち上がり部分が付いたタイプです。

 

今回、スマートな、立ち上がり部分の無いスノコに交換してみました。

 

G012Z 長さ1185 ホワイトグレー色

(正式品番 GRYGVAY012Z2 です)

楽天市場で購入しました。

 

装着してみると、立ち上がり部分が無いのでバスタブ下まで見えてしまうので、汚れがたまるまでにこまめにお掃除したほうがよさそうです。

ただ、バスタブ下に潜り込ませるので、ヘアキャッチャーの清掃は今までよりも楽になりそうです。

YAMAHA NS-1000M センモニ メンテナンス

YAMAHAのNS-1000M センモニを手に入れました。

どうしてもセンモニの音が聴いてみたく、何年も悩んでやっとジャンク品で安く手に入れる事ができました。

 

シリアルは40000番代なので、あの有名なウーファーの固着が発生するモノなのです。

 

固着することは何年も前に知っていたので、ヤフオクで安く出品されている、固着しているであろうウーファーのペアを落札しました。出品時の説明には固着は書かれていませんでした。年数を考えればこんなもんだろうと曖昧な表現がされていました。

 

届いたウーファーはしっかりと固着。

 

リペアしていただける所へ送付してリペアしていただいたウーファーをNS-690IIIのウーファーと換装してNS-690IIIをメインとして使いつつ、センモニを狙っておりました。

 

入手したセンモニが届き、大変重たいスピーカーだったので友人と二人がかりで、690IIIから載せ替えました。

 

結線し、音出しをすると、右は正常(ぽい)に鳴りましたが、左はビビリ音がしていました。

 

ウーファーのネットの目から竹串を差し込み、コーン紙を押すとビビリが止まって正常な音になるので、固着が発生しかかっているものと思われた。

 

ウーファーを取外してみるとマグネット部分に猛烈なサビが発生しており、マグネット部分に結露で露付きまで発生していました。

 

ここで、以前リペアしていた690IIIに換装していたウーファーを取外し、センモニウーファーと交換です。リペア済みなので、左右ともに交換しておきました。

 

交換後、試聴すると豊かな低音、華やかな中・高音。

これがセンモニの音なのか~、臨場感も凄いし空気感もバッチリ!

 

手に入れたセンモニウーファーもスコーカーもツイーターもホコリが堆積していて、エアダスターを吹くもホコリが取れません。恐らく喫煙環境だったのではないでしょうか。

 

特に気になるスコーカーですが、金網の周囲にあるゴムを目視すると一か所破断している部分があり、ここを始点としてゴムを除去しました。

 

ゴムを除去した後は金網を外すのですが、ボンドにて強固に固定されていてなかなか外せません。。。IPAを塗布してみましたがあまり効果を感じず・・。

 

コクヨのシール剥がしのハケで塗布するタイプを持っていたので塗布してみたところ、若干柔らかくなった感じで、少しずつマイナスドライバでこじっておこし金網を外す事ができました。

 

綿棒を水で濡らし、コーンを優しく掃除します。ディフューザーも取り外して水洗い。

金網はマジックリンをふって歯ブラシでゴシゴシ。

 

金網もコーンも綺麗になり、ゴムも水拭きして元通り組み立てます。スコーカー自体の磁力が強いので、金網は磁力でひっつきます。

 

プラシーボ効果か分かりませんが、中音域がキラキラした感じになりました。

 

センモニはジャズやクラシック、ピアノなんかを再生するとその威力に感動しますね。

大事に使っていきたいものです。

YAMAHA A-2000 調整

調整の前に

*電源電圧がAC100V±10%であることを確認してください。

*アンプの動作を安定させるため、無負荷状態で電源投入後3分間エージングしてから行ってください。

*VOLUMEは最小の状態にしておきます。

 

 調整項目   測定箇所       調整箇所        整定値

MCamp        TP1-E    VR105(Lch)     DC0V±200mV

DCオフセット      TP2-E    VR106(Rch)     DC0V±200mV

 

メインアンプ

DCオフセット   A-B      VR301         DC0V±10mV

 

メインアンプ A級  A-APE    VR302    DC180mV±10mV

アイドリング B級  B-BNE    VR303    DC15mV±2mV

 

レンジフード取替 パナソニックからリンナイ(富士工業)へ

昨年、パナソニックエコナビ搭載のレンジフードを取り付けました。

エコナビ搭載フラット型レンジフード FY-75DED3-S

電動気密シャッター FY-MSSJ06

スライド横幕板 FY-MYCSL-S

スライド前幕板 FY-MH7SL-S

小計71,884 税込み79,072円

 

決して安い買い物では無いが、一年使ってみて清掃は面倒だなと感じたこと、

常時換気をうっかり消してしまうこと等があり、

ストレス低減の為、買い換える事にしました。

清掃は、フィルターや整流板、油受け(オイルキャッチャー)を洗うのですが、お掃除の一工程でも減れば嬉しいじゃないですか。

レンジフード使用後に「切」ボタンを押すと、強→中→弱→常時(24h換気)と自動で切り替わり、24h換気状態になるのですが、時々完全に「切」状態にしてしまい、いちいち再度常時運転をさせていましたが、これが地味にストレスなんです。24h換気のボタンが独立していれば良かったのですが、この不便さは使ってみて気づきました。

レンジフードの所でタバコを吸い、離れる時にオフタイマーが有ったらいいなと思った事も買い替えに繋がった要因ではあります。

 

富士工業のレンジフードはリクシルショールームの女性の方に清掃がしやすい、フィルターレスは本当に喜ばれると聞いて知っていたので、今回はリプレースの為スライド幕板仕様であるレンジフード XGR-REC-AP604SV 幅600mmの物を購入しました。また、以前使用していたパナソニックのレンジフードと同様に、電動密閉式シャッター HDS-150 と、リモコン RMC-08 も購入しました。※スライド幕板は付属しています

 

パナソニックのレンジフードを取り付ける前は、渡辺製作所のブーツ型のレンジフード、幅600mmの物が取り付けてありました。

経年劣化によりモーターからの異音が酷く、修理代金が約50,000円ほどかかると聞き、交換することにし、横の150mm幅のウォールキャビネットも撤去して(保管しておいた)、幅750mm確保しパナソニックエコナビのレンジフードを取り付けたのです。

 

<今回購入したもの>

レンジフード XGR-REC-AP604SV 600mm シルバー

電動密閉式シャッター HDS-150

レンジフードリモコン RMC-08

アルミテープ

アルミフレキシブルダクト 150Φ

 

パナソニックエコナビを取り付けて、たった一年、勿体ないのですが、お下がりの行き先も既に決まっているので、躊躇せず一気に取外し。

自分で取り付けたので、取外しも難なく。ただ、ちょっと重量があるので、知人の手を借りて、エコナビを降ろしました。

 

昨年取り外して保管していた幅150mmのウォールキャビネット、これも正直150mmという幅で使い勝手がほぼ無いのですが、レンジフードを600mmにしたので元の位置に取り付けました。

お盆とか、ラップのストックとかに使えばいいじゃないの?という意見もあり、有効活用させていただきます(;´∀`)

 

ウォールキャビネットを元の位置に取り付けたあとは、レンジフードの取付です。

取り付け説明書を見ながら慎重に取り付けます。

 

レンジフードを引っ掛ける為の横桟の金具を壁の桟木の位置に合わせて強固に固定します。生憎、片方の金具は推奨位置に木ネジが効かなかったため、中ほどの位置で2か所固定しました。

 

金具を固定した後は、レンジフード本体を引っ掛けます。750mmから600mm幅にサイズダウンしたのですが、それでも本体は結構重たいですね。600mmのやや狭い位置に引っ掛けるのはそこそこ大変。知人の手を借りて無事に引っ掛けました。

 

本体を引っ掛けたあとは、ダクトを接続します。パナソニックと違うのは、電動シャッターを取り付けると高さが低くなるため、ダクトの長さが20cm弱くらい足りなくなりました。(パナソニックは、電動シャッターとダクト接続部の二段構えになるので高さがある)

 

仕方なく、ホームセンターに150mmのダクトと、ソケット、アルミテープを買いに行きました。1軒目では揃わず、2軒目も回って揃えました。

 

ダクトを接続し、アルミテープをしっかりと密着させておきます。

 

本体に取り付けてある保護材を取外し、固定テープ等も全て取り除いておきます。

 

アース線をコンセントのアースターミナルに接続し、電源プラグをコンセントに接続します。

 

本体に貼り付けてある初期設定の用紙を見ながら、熱源がガスコンロかIHか、またレンジフード下部からガスコンロまでの距離を測って高さの設定をします。

 

以上で設置完了です。

 

早速、試運転。

 

ガスコンロを点火させると、パナソニックエコナビと同じように、照明が点灯し、ファンが回転し始めました。

 

無事に連動!

 

感想としては、運転音が、

富士工業は サーーーという感じの音

エコナビは ゴーーーという感じの音です。

 

フィルターレスでお手入れも楽そう。

オフタイマーがついていて消し忘れも防止できる(自動停止機能も備わっているが)

リモコン操作も快適

 

値は張るが良い買い物でした!(最初からこの機種にしておけば良かった・・。)

 

<追 記>

お手入れ表示が点灯したので、お手入れしてみました。

油煙の多い調理をしたこともあって、油がべっとりしていましたがキッチンペーパー等で拭くと綺麗に脂が取れました。

ファンもマジックリンをスプレーして流水で洗うと綺麗になりました。

 

お手入れも本当に楽でつくづく富士工業のレンジフードにして良かったなと実感しました。

 

YAMAHA A-2000a 簡易メンテナンス

ついに、YAMAHAのA-2000aを手に入れました。

 

A-2000は現在2台、自力メンテナンスをしたものが在りますが、やはりA-2000aがどんなものか気になっており、この度程度の良いジャンク品を手に入れる事が出来ました。

 

お品書きは、

時々音が歪む・片方から音が出なくなる

というものです。

 

到着後早速動作確認をヘッドホンにて行うと、確かに歪んでいる感じがします。

 

Rchのパワーアンプを取り出し、基板の半田面を確認してみたところ、A-2000の基板と違って半田がしっかりと盛ってありました。

トランジスタの足の半田が痩せて割れているいつものとは違っていました。

シリコンを塗り直し、元通り組立て、次は入力・PHONOイコライザー基板の手入れをすることにしました。

 

1000uFの電解コンデンサー4つが、700uF程度まで容量が減っており、リード周辺にオレンジ色の汚れが見受けられることから、周囲の発熱により電解液が漏れ出たように感じた。(電解コンデンサーを固定しているボンドではなく、明らかにリード周辺に洩れた痕跡がありました)

 

たまたま、A-2000のイコライザー基板で交換予定だった35V1000uFが手持ちであったため、交換してみました。

 

2200uFやBPの電解コンデンサーは容量低下は見られなかったため、再使用することにしました。

 

仮組みでCD入力やPHONO入力に音源を繋ぎ、ヘッドホンにて聴いてみると、明らかに音質が良くなっており、電解コンデンサー4個交換した効果だと思う。(プラシーボ効果かもしれませんが(笑))

 

パワーアンプを使わず、外付けのパワーアンプにプリアウトから繋いで音出しをしているのですが、このA-2000aは、A-2000よりも低音が太くなっているような気がしました。

 

組立てて設置しようとしているとポロっとAUXのファンクションボタンが脱落。ボンドで接着しておきました・・。

 

アイドリング調整等もしておきましたが、やはりこのA-2000系は発熱がすごいですね。AC200Vで回転するファンをA-2000aのスイッチ連動のコンセントに繋いでおき、排熱してくれるように本体天面に2個設置しておきました。

 

2000と2000aの違いは、

パワーアンプ基板にある470uF2個が無くなり、リード線で別置きの電解コンデンサに繋がっていました。

 

電源コードが、平型から、丸型のキャブタイヤケーブルのようなものになっていました。

 

DAD表記がCD表記になっていました。

 

蓋の内部にあるツマミ類がアルミ製になっていました。

 

天板を取外す際のネジが、底面に4本、背面6本になっていました。

ダイキン 加湿空気清浄機 ACK70N-W ファンとファンモーター交換 音対策

ダイキンの加湿空気清浄機 ACK70N-Wを使用しています。

 

知人が、使わなくなったので、捨てるのも勿体ないし使う?と言ってくれたのでいただいて使っています。

 

正面にデジタル表示で湿度を表示してくれるのも気に入っています。

 

知人からもらって5年、製造から11年目です。

 

低速で回転しているときに、ウォンウォンウォン・・・とファンの音が気になるようになってきました。

寝室で使用しているため、ちょっと耳障り。

 

年数も経過しているので、思い切ってファンモーターとファンの交換をしてみました。

 

部品番号

2138963

2197164

 

上記二点を電気店経由で取り寄せました。

 

交換はそう難しくありません。

背面と、天面(操作部)と外して、ファンモーターのコネクタを抜いて、新しいファンモーターを取り付けてコネクタをさすだけです。

 

交換後の効果は、低速時でもウォンウォンウォンと揺れる音はしなくなりました。

これで気持ちよく眠りにつけそうです。

 

以前、エアコンの修理をしていたことがあるのですが、ファンモーターを取り換えるときはファンも一緒に交換したほうが良いケースがあったため、今回、加湿空気清浄機ではあるが、同様にファンモーターとファンの同時交換を行いました。

 

ゴムブッシングの部品が劣化し、異音を発するような振動が出る為で、ファンモーターもファンもゴムブッシング部品が付いているための処置です。

 

以上、音が気になって来た方は修理に出すかDIYで交換してみてはいかがでしょうか。

DENON PMA-700Z プロテクト解除しない

DENONの1970年代中頃に発売されたPMA-700Z

当時のDENONのフラッグシップモデル?だそうで、以前からどんな音作りなのか気になっており、この度ジャンク品を安くで手に入れてみました。

PMA-700Z

目だった大きなダメージは見受けられず、比較的綺麗な個体が手に入りました。

カバーを開けて雑巾で水拭きをしました

カバーを開けるとフカフカなくらいのホコリの堆積がありました。見渡すと手を入れた痕跡は無さそう。これはluckyです!

あまりにもホコリだらけなので手の届く範囲でサッと雑巾で水拭きをしておきました。

 

さて、症状ですが、電源スイッチを入れると、電源ランプは点灯するのですが、プロテクタが外れません。

 

スピーカー端子を測定すると、300mV前後を行ったり来たり。

パワーアンプ基板の半固定抵抗を調整するも全く変化が無く、一向にプロテクタは解除されません。

 

プロテクタ基板とパワーアンプ基板のメンテナンスを行うことに。

プロテクタ基板 周囲は分厚くホコリが堆積しています。

プロテクタ基板上の薄緑色の電解コンデンサーは、150uF/16Vという珍しい容量が使われていますが、プロテクタ解除の為の時定数設定用のコンデンサーのようです。

周囲のトランジスタ、日立の2SA673や2SC1345(角形パッケージ品)は軒並みリード線が真っ黒になっていました。

ひとまず、手持ちの電解コンデンサーやトランジスタを用いて交換してみましたが、結果としては解決しませんでした。交換した電解コンデンサーは足元に液漏れが乾燥した跡があったり、トランジスタはhfeの値が著しく低下している物が多くみられました。

 

45年も前の機器ですので、古いトランジスタ電解コンデンサーは全て交換しておいたほうが絶対に安心なので、不足部品の調達を行い再度部品交換を行います。

以前、PMA-500ZやPMA-850IIをオーバーホールした際も、中途半端に古い電解コンデンサーやトランジスタを交換せずに使用したら結局ノイズが発生して再修理することになった経験もあるので、疑わしきモノは部品が手に入る限り交換するのです。

 

部品が届いたので、2回目の部品交換を行い、プロテクタは解除されるようになりました。プロテクタ基板のトランジスタ不良でしたが、全てのトランジスタを交換したため、特定には至っておりません。(値の低下から恐らく2SC1419です)

 

パワーアンプ基板のパワートランジスタを取外し、乾燥したシリコンはIPAで除去し、シリコンを塗布しなおします。hfeを測定してみましたが、低下は見られるものの、まだ使えそうでした。

サンケンのトランジスタ

終段はサンケンの 2SA747と2SC1116がつかわれています。

アンプのチェックが済んだので、AUXから音声を入れてヘッドホンで聴いてみると、ボソっボソっとノイズが。それにサーーー音のノイズも酷い。

しかし、ソースの音は、太くて良い音が出ていました。太いというか厚いというか密度がある音ですね。

 

イコライザ・ヘッドアンプ関連の基板をメンテナンスするためにフロントパネルを外すのですが、この機種はボリュームツマミもイモネジで固定されています。(PMA-500Zは差し込んであるだけでした)

強く引っ張っても抜けませんのでご注意ください。

ゴムリングを滑らせたところ。イモネジが見える

ゴムリングを取り外して、イモネジを緩めないと外れません。また、イモネジがマイナスなので緩めにくいのです。もとに戻す時には6角のイモネジに交換しようと思います。イモネジに潤滑油スプレーを塗布し数分放置することでどうにか取り外す事が出来ました。

 

ゴムを取り外してイモネジをゆるめるととれる

ゴムリングをどうやって外そうかと悩み、かんたんマイペットをツマミに吹きかけてゴムとツマミとの間に浸透させてヌルヌル状態にしてゴムとツマミが空回りするのを確認してから、ゴムリング部分を手前にヌルっと抜き取りました。キズ付ける事なく、うまく取り外せました(笑)

 

フロントが外れたので、取り合えず上段右にあるPHONOイコライザー基板を取り出して電解コンデンサーの交換を行う。

PHONOイコライザー

この機種は、他の情報を見ていると、コネクタが使えそうなのに、なぜか半田付けで止めてあるとの記事が多いのですが、この個体は半田ではなく、全てコネクタで接続されていました。

底面カバーを外して見たところ

御覧のとおり、コネクタで接続されています。

コネクタ接続なので、簡単に取り外して、手元で丁寧に作業が出来ます、luckyでした!

 

次に、上段左のトーン回路のトランジスタ2SC1345Eを交換してみました。日立の角型パッケージ(旧型パッケージ)はリードの配列ECBが逆になるので注意が必要です。値を測定してみると著しい低下は見られませんでしたが、リード間にお決まりのアレが多発していたので再利用はせずに新品に交換しておきました。

 

この状態で仮組みして、ヘッドホンでソースの音を聴いてみると、ノイズはかなり減っており良い音で聴くことが出来ました。

 

次に、再度トーン回路を取外し、電解コンデンサーも全て交換してみました。バイポーラの電解コンデンサ(4.7uF/25V)も交換。電解コンデンサーを交換すると、また一段とノイズが減り、いい具合に鳴るようになりました。

 

次は、フィルターアンプ基板のトランジスタ、2SC1345Dを6個交換しました。これにより、また一段とサー音は減り、フィルタースイッチを操作するも切替ノイズが大幅に減少しました。

 

仮組みしてヘッドフォンで音を確認すると、トーン回路が動作するようになっていました。交換前は音は出るが、トーン調整が全く機能していなかったのです。

かなり低域や高域の増減調整が出来て良いです。

 

フォノ回路はまだ未チェックですが、現状AUXから入れたソースが良い音で鳴るようになりました。

ただ、ゲイン調整を操作すると激しくノイズが出て、時にプロテクタが動作するので、ゲインコントロール基板の2SC1345Eも交換しておこうと思います。

 

PMA-700Zは初めて扱う機種で不安も多かったのですが、蓋を開けて見ると、ケミコンの交換と、日立の角型パッケージのトランジスタを一掃することでほぼほぼ問題なく使えるようになりそうですね。

 

今後は各基板の電解コンデンサーの交換やトランジスタのチェックを行い、最終的にはスピーカーを繋いで音出しをしてみたいと思います。