カートリッジ３種類　聴き比べてみた - 家電マニアの備忘録hatenablog

古いMMカートリッジと、現行の新品のカートリッジではどのような違いがあるか気になり、３種類のカートリッジで視聴してみました。

カートリッジは

パイオニア　PC-330/Ⅱ
SONY　XL-15
オーディオテクニカ　VM530EN

です。

LPは、フレディ・コールです。

PC-330/Ⅱ

これはXL-1551に標準でついているカートリッジです。当時単品でも10,000円くらいで販売されていたようです。針はJICOの丸針。左右の広がりがあるが高音が伸びにくい。低音は出るが中音域が足りない感じ。さぁ聴くぞっていう気分の時には向かないかも。ながら聴き用かなぁ。

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XL-15

赤いカートリッジ、針を保護してくれるカバーと一体になっているタイプ。針はSWINGのND-15Dのデッドストック品を使用してみた。左右の広がりも良く低中高域まで一通り鳴る。４０年近くたっていてもこれは使える！と思いました。ホイットニー・ヒューストンのデビューアルバムを聴いてみたがこういったジャンルには良い感じがしますね。SONYならではでしょうか？

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VM530EN

ネット上でも良い評価を見かけるので期待して購入。シェルに装着済みでセッティングも楽々です。SONYのXL-15と同じで針カバーが一体になっているタイプ。澄んだ音。高音まで澄み切っていて息遣いまでも伝わってくる。ハイハットやスネアの高音がすごく耳馴染みが良い。音がまとまり左右のスピーカーから再生しているのにまるでセンタースピーカーを設置したかのようなまとまり感。これはいい。