趣味のオーディオを楽しむにあたり、適した暖房機は何か!?と色々と買い、試した結果、このストーブに落ち着きました。
●エアコンは、音がするし、やたら乾燥するし、途中で除霜運転時に大音量でブシューと冷媒の音がします。そして電気代が高い。足元は寒い。
●ガスファンヒーターも、当然音がするし、ガス代がどうしても高くなる。冬は水温も低くなるため、給湯器でもガスを大量に消費するのです。
●石油ファンヒーターも、当然燃焼時に音がします。ブンゼンバーナーだとシューシューうるさいし、ポット式でもシャンシャンと灯油が滴下される時の音がします。当然、ファンの音もします。(ブンゼン式=ダイニチ ポット式=トヨトミ)
クラシック等、静寂なシーンに余計な音は要らないのです。
よって、この自然対流型石油ストーブで、且つ固定タンク式に落ち着いたわけです。
サンヨー(三洋電機) OH-76D型 1975年
タンク容量4.0リットル
電池点火付き
このレトロさがたまりませんね。
固定タンクなので、カートリッジタンクから灯油が流入する際にポコポコとエアーの音もしないし、とにかく完全無音で暖房してくれる優れもの。
もちろん、耐震自動消火装置付きで安心。
前扉を外し、ネジ2か所を外せば簡単に引っ張りだせます。皿に汚れがたまっているので、蝶ネジ2本を外し皿を水洗いしておきました。
全体的に雑巾で拭いてホコリも取り除いておきました。
反射板はアクリサンデーで磨いておきました。
アクリサンデー研磨剤 100ml [プラスチック 磨き キズ] 価格:572円 |
念の為芯の現状を確認することに。
受け皿の蝶ネジ2本を外して皿を取外します。
筒を固定している蝶ネジ4本を外すと、筒が外れます。
開けてみると、芯の先がそろわず、かなり傷んできています。せめて高さを揃えてやればもっと均等に赤熱してくれるんだろうと思う。
手前の2本の紐は、タンクから点火用芯に灯油を吸い上げるものです。点火ヒーターからまず着火するのは、この紐の先にある点火用の芯なのです。点火用の芯に着火した種火?が燃焼用ガラス芯に燃え移るという感じですね。
本体左側面に貼られているラベル。
ガラス2重芯という芯が使われているそう。高さを揃えてやろうかと思うのですが、芯をハサミなどで切らないでくださいと書いてある。切ってしまって状態が悪くなるのも困るので、とりあえず手を入れるのは今はやめておこう。
点火ヒーターは特殊な形状なので、現在市販されているコロナやトヨトミのものを取り付けるには若干の細工が必要になる。太目のヒーターなので、現在の市販品は細くて固定が出来ないので、太らせて且つ2mmほど長くしてやらないといけない。
【在庫あり!】トヨトミストーブ用の点火ヒーター★1個【TOYOTOMI 11027112/RCA-100A】※スパーク点火方式(ポンパ)採用機種を除くすべての機種に適合します。【純正品・新品】【60】 価格:550円 |
価格:473円 |
燃料消費量 0.25l/h
ということは、おおよそ2.5Kw位の暖房出力になるのでしょうか。現在販売されている2.5Kwクラスだともっとコンパクトで、ガラス筒のチムニーが採用されていますね。やはり当時物というだけあって、サイズが大きいですね。
ま、この存在感がイイんですけどね( *´艸`)
芯はかなり状態が悪い感じがするので、トヨトミやコロナ等で合致する芯があればいずれ交換しようと思う。
純正芯はOHW-85・2.7-R 若しくは、OHW-85・2.7-Eです。