DP-50FでLP再生していると、左側の音が小さい事に気づいた。CD等のソースではバランスは崩れていないことから、DP-50Fの問題である。
カートリッジ取り付け部分を外し接触を確認するも異常無し。
逆に、直付けのオーディオコードをたどり、半田付けされているマイクロスイッチの不良を疑った。
早速半田で取り外し、確認してみると左側チャンネルのスイッチのヒンジが破損しておりグラグラになっていた。
多量の接点復活材?がついてベトベトに。もしかしたら樹脂が侵されて割れたのかもしれない。前所有者が、ノイズ対策としてぶっかけたのかもしれませんね。
使われているマイクロスイッチは松下製だった。半田付けされているが、足はピンになっているので、同じピン型のものが必要になる。
互換性のあるもの(後継機種)は、同じくパナソニックのAV342061である。
OMRONの SS-5GLDが同様の半田付けするタイプなので、代用しようと思う。(NO-NC間のピッチが若干異なるのと、ピンの太さが異なるため、穴を少し広げてやる必要があります)
Sunhayato/サンハヤト 接点洗浄材 RC-S201 ニューリレークリーナー 価格:1,221円 |
部品手配の前に、手持ちの部品箱をあさると、たまたまピン型のマイクロスイッチを発見!以前DENONの別の機種から取り外していたような・・・忘れた笑
マイクロスイッチを交換することで、問題なく左右から音声が出るようになった。
以前よりもクリアに聴こえるのは、おそらく以前からバランスが崩れていたのだろうと思う。
そして、やはり接点復活材というのは適材適所、適切に使用しないと、逆に壊してしまうものであると感じた。